~ホーム~
ふぅ……やっと一息つけるわ |
無事に帰ってこれたね |
我が家がいちばんってやつだー…… |
ねむ…… |
あら、アルジェも眠たくなるのね? |
疲れたー……私も落ちていい? |
私も疲れました……色々なことがありすぎて |
それじゃ今日はここで解散? |
ええ、私も落ちるわ |
おつかれー…… |
おやすみなさい……むにゃ |
(ピコン♪)
「メールを受信しました」 |
『差出人:不明』 |
これは……? |
『泣き姫から手を引くがいい』 |
『あれは、災いを招く』 |
◆ ◆ ◆
~ホーム~
あ、【主人公】さんも来ましたね |
やっぱり、みんなも来てたんだね |
それはそうでしょ、あんなメールが突然送られて |
「泣き姫から手を引け」って言われてもねー…… |
私たちが懸賞金目当てなら、はいわかりましたって |
DDのところにもメールが? |
そうね……ちょっと話をした方がいいかも |
それじゃあ、DDさんに連絡を取ってみますね |
(ピロン♪)
メール……アルジェには来てない? |
そうね、ちょっと難しいかも……(ピロン♪) |
ふわ!? |
あ、返事ですよ……「街の外で会おう」だそうです |
ホームにくればいいのに…… |
私達とはある程度、距離を置いておきたいみたい |
しょうがないわね、DDが指定してきた場所に |
◆ ◆ ◆
~街外れ~
ぴっこーん…… |
やぁ、待った? |
それほどでもないわ、今さっき来たところよ |
何か、デートみたいです……ね? |
笑えないんだけど…… |
それで用事は何? |
変なメールは来てない? |
私のところには来てないけど…… |
泣き姫から手を引け、あれは災いを招くって感じよ |
心当たりはないかしら? |
泣き姫から手を引け、ね |
GRRRRRR……
移動しながら話すわよ、いい? |
わかった! |
◆ ◆ ◆
この「DD」が泣き姫の情報を持っているって噂は |
あんた達にもそういう脅しが行くってことは、 |
例えばその子、アルジェのこととか…… |
かなり限られてきそうだけど…… |
そうね……デスイーターのヤツらなら知ってると |
そこから漏れたのなら、どこまで漏れてるか |
うーん…… |
どうして? |
それはー…… |
GRRRRRR……
あの魔物を倒してから話すよー…… |
◆ ◆ ◆
デスデスは、私たちに泣き姫を倒させたいはず…… |
泣き姫、早く出てこいー…… |
一理あるね |
たしかに、ネージュやゴーディンもこちらを利用 |
そう考えると、泣き姫から手を引け、とは |
だから、メールの差出人は別…… |
しばらく、こうして狩りを続けて行くしか |
次のリアクションを待つんだったらね |
◆ ◆ ◆
あのメールのことですけど…… |
内容的には、私たちに危害が及ばないように |
災いを招かないように、か…… |
言われてみれば、そういう解釈もありね |
だとしたら、メールの差出人はいったい |
よけい分からなくなったよー…… |
◆ ◆ ◆
話はそれだけ? |
妹さんの手掛かりに繋がらない? |
そうか……探る価値はあるかもしれない |
(ザシュッ……キン……)
フンッ……! |
あれー……? |
それじゃ、これ以上一緒にいると面倒な事に |
何か分かったら、連絡して……じゃあ |
あ、ちょっと……!? |
せっかくだから、このまま一緒に狩りをしても |
とりあえず、タリオンと合流 |
まずは目の前の魔物を狩る…… |
切り替えて行くわよ! |
◆ ◆ ◆
【主人公】か、奇遇だな…… |
【主人公】? |
貴女は? |
これは失礼、私はエルザーラ |
特に役職がある訳ではないが、結果的に彼女は |
そんな人がいるなんて、知らなかったわ |
シャノンです、傭兵団の一員としてはまだ新人ですので |
ども、マルタだよー…… |
【主人公】'です、改めてよろしく |
ああ、仲間が増えるのは良いことだ |
都市解放のため、出来るだけ長く参加してくれると |
……わたし、アルジェ…… |
可憐な少女だな、よろしく |
アルジェ、かれん……わかった…… |
うん? |
アハハハ……あっ魔物よ、魔物! |
あ、ああ……まずはお手並み拝見だな |
◆ ◆ ◆
なるほど、なかなかの手練れぞろいだな |
ああ、その点に関しては反論の余地はない…… |
精進します |
良い戦士になれるよ、君たちならば |
では、このまま我々の巡回に同行してみるかね? |
望むところよ、ね? |
ええ、私は構いませんけど…… |
……ああ |
デスイーター……だと? |