
サクヤ(アスミ)役: 花澤香菜
トービアス(イオリ)役: 沢城みゆき
メアリ(エリ)役: 藤村歩
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●いよいよ始まる劇場での『.hack//Quantum』第2話の上映。そこで、主役の3人を演じているみなさんにメッセージをいただきました。
花澤:
本当にクオリティの高い作品なので、映画館で観て欲しいです。第1話を観ていない方は、ネットでの配信があるようなので、それを利用して早めに観て下さい。そして、アクションシーンもギャグシーンもシリアスなシーンも、いろいろ詰まっている作品でもあるので、是非、劇場で楽しんで下さい。
沢城:
お話自体はフィクションですが、今という現実からの地続き……引き延ばしていった先で行われているような気がして、もしかしたらゲームをプレイしている人が「もしかしたらあるかも」と思える面白みがあると思います。また、この先で懸念されている問題も孕んでいる部分もあるので、ゲーム好きな人たちにはそういうところも面白がっていただけるという気がします。作り物と思わずに「もしも」という部分をリアルに体感していただければより面白く観ていただけると思います。
藤村:
今の現実では考えられないようなフィクションもありますが、その一方で、リアルな心の距離だったり、会話がしっかりあるので、だからこそ、きっと観ている人が自分に置き換えて楽しめる作品になっているんだろなと思います。第1話で謎だったことがだんだん分かって来て、よりシリアスに、より深く深刻なストーリーになっていきますが、それは作品へより深く引き込まれていく要素にもなっています。第1話を見逃してしまった方でも、第2話から逆に伏線を辿っていく楽しさもあると思います。もし気になったら、おさらいをしながら何度でも楽しんで下さい。そして、第3話に期待して下さい。
●第2話のアフレコ直後に感想を伺いました。
花澤:
前回に引き続き楽しかったです。第2話では、第1話で起きてしまった問題に対してゲームというよりリアルで立ち向かっている私たちが描かれています。ただ、エリの出番が少なかったので、それが寂しかったですね。
―沢城さんはいかがですか?
沢城:
前回はわりとゲームのお話が多くて、すごくテンションが上がっている場面もあったんですが、今回は淡々と事象だけが進んでいくことが多いので、キャラクターは第1話で作った部分より深いところからスタートします。なので、バランスの取り方をちょっと変えたというか……。前は3人でのバランスでしたが、エリを欠いたアスミと2人だとどう立ち回っていいのか、はじめは上手く掴めずにいました。けど、この感覚を含めたふたつのバランスを持って第3話へ行けるのかなと思います。
―藤村さん、お願いします。
沢城:
何か言うことある? 言うことある?(笑)
藤村:
これも原稿にしちゃって下さい(笑)。って沢城さんが言うぐらい、エリはちょっと離ればなれになっている状態なのであまり出番がありませんでした。ですから、私としては一視聴者目線でアフレコを見ることができました。第1話の時はゲームの中に入れる楽しさというものが前面にあったまま、最後の方でシリアスになって。
第2話は、エリを探すという二人の心理的なやりとりも含め、今までの「.hack」シリーズのキャラも出て来たりしつつ、かなり「.hack」の世界に深く入り込んだセリフとかストーリーが多かったので、シリーズを通したファンのみなさんも期待できると思います。もちろん、エリはどうなってしまうのか。エリが戻って来られるように応援して下さい。
―小倉さんお願いします。
小倉:
第1話で、ハーミットは謎の行動ばかりしていたので疑問に思った人も多かったと思います。でも、第2話ではなんのためにハーミットがその行動を起こしていたのかが解るので、そこを見てもらいたいです。
小林:
第1話はまだ始まりで、フランクな感じを残しつつお話が展開しましたが、第2話はエリがいなくなってしまって、残された主人公の2人が「The World」の闇に迫って真実を突き止めようとしていく。隠された裏の世界が明らかになったり、巻き込まれていくところが、観ていてハラハラしながらとても面白かったです。私の役としては、今まで「.hack」シリーズを楽しんでくださっていた方が「ああ、なるほど」と何度も頷いていただける行動や言動をしています。
●第2話の見所について伺いました。
どうやらシリアスな展開となる第2話ですが、その見所を教えて下さい。
花澤:
メアリはあまり登場しませんが、メアリのことを思ってサクヤとトービアスが行動する、そういう友情の部分がたくさん出て来る話になっているので、そこを見て下さい。
沢城:
第1話で起きていた楽しいイベントとか何気なかったことが実は全て伏線で、そんなにはしゃいでいたらまずかった、手のひらを返されたようになるのがこの第2話だと思います。はっとするような伏線になっていたりしますので、楽しんで下さい。
藤村:
凄く真面目なことは沢城さんが言ってくれたので……。第2話ではサービスシーンがちょろちょろあったりします(笑)
沢城:
お尻?
藤村:
お尻とか?
沢城:
……あれはサービスかなぁ?
藤村:
サービスだと思うよ。
沢城:
色気はゼロだったから気付かなかったよね。
花澤:
なかったよね。あっ、ちゃんと説明しますね。全く色っぽいセリフとかなかったんですけど、第2話には温泉シーンがあります。
沢城:
でも、2人の気持ちの中にあるのは「エリが心配」ってことだから、服を着ていても着ていなくても関係ないですね(笑)。
花澤:
温泉という場所の雰囲気は、とても良かったと思います。
藤村:
裸の付き合いだからじゃないけど、何か2人の心の距離が近いんだなって感じました。
―男性諸氏は、温泉=サービスシーンと思いがちですが、重要な部分なんですね。
花澤:
「裸だ~」とか言っているとね。
沢城:
視覚で気がまぎれちゃうとね。他にも「ハーミット可愛い!」と言っている間にサクヤが大切なことを言っているのを聞き漏らしちゃうとか。
藤村:
私も出ていないことはないので、最後のシーンまでしっかり観て下さい。
―ハーミットの見所はいかがでしょう?
小倉:
サクヤに笑顔で走って行くシーンがあるんですが、そこは本当に猫っぽくて、可愛いので観て欲しいです。それに、ハーミットはサクヤにだけは心を開いている、本当にサクヤのことが好きなんだなと感じてもらえると思います。
―シャムロックの見所は?
小林:
普通に遊んでいた新しい主人公たちが巻き込まれていく流れと、以前からずっと繋がっている「The World」の問題を解決しようとしている私たちの流れが、この第2話でリンクしていきます。以前から「.hack」シリーズを楽しんでくれているファンの方にとっては、色々繋がったり、前に戻って見直したり、より楽しい話数になっていると思います。私は、どういう話になるかまったく聞かずに第1話の収録を始めたんですが、やはり面白いですね。第2話は期待以上の展開になると思います。
本当に楽しみにして下さい。
●これまでにも「The World」内で、エンダーやパイといったPCをプレイしてきた佐伯令子。
そのリアルの姿がシリーズで初めて登場した。そこで、そのPC全てを演じてきた小林沙苗さんにお話を伺った。
―リアルでのプレイヤー、佐伯令子がついに登場しました。
小林:
「ああ、こんな女性だったんだな」と素直にビックリしました。実は、“リアルな令子はこういう女性です”という結構細かいテキストベースの設定資料をいただいていて、おおよそのイメージ……なんとなく変わった人なのかなとは思っていたんです。
―変わった人というと?
小林:
見た目は普通の綺麗な……クールビューティ。でも、その中身は相当な変わり者かな(笑)。
―外見面でイメージとの違いはありましたか?
小林:
そんなに外れてはいませんでした。でも、私は勝手に髪はロングだと思っていたので、それがショートだったぐらいですね。
―リアルでの佐伯令子演じて、印象は変わりましたか?
小林:
令子って、今までは自分がトップにいるわけではなく常に補佐的な位置に居ました。それって、その時々に一緒に居ることで都合がいい人を、自分がその世界で動きやすいように、上手く利用してきた……そんな感じがするんです。もちろん、八咫や直毘を大切にしてはいたんだとは思います。でも、その実は自分のためだったんだなって。
―第2話では令子が何をしようとしているのかが分かるようですね。
小林:
やろうとしていることはあっても、なかなかスムーズには出来ません。「The World」の中で起きている異変に対応しきれないんです。それが第3話でどうなってしまうのか、興味が湧いています。サクヤたちにとっては、メアリをどう救けるのか。『.hack//Quantum』第3話のお話としてはそれがメインですが、それが解決することによって「The World」の問題も、少し……全部ではないでしょうが、解決するのかな? そこもまた楽しみにしています。




